<アジア横断旅行記21>Road to Afganistan

朝7時半に起きて、もう一人アフガン行きを目指す日本人旅行者と
アフガン領事館へ行った。
午前9時になり入口が開き、入口で入念にボディーチェックを受け、
カメラを入口に預けた。

中に入りVISA申請用紙を受け取り、一つ一つの質問に答えていく。
パスポートのコピーと写真を用意し、大使の部屋に通された。
そこで、待っていたのは予想だにしないことだった。

なんと、「日本大使館のレター(推薦状)なしにはビザが出ない」と言うことだった。
しかし、なぜだ。今まで会ったアフガン帰りの日本人旅行者はみな、ここで
取得しているはず。
大使に理由を聞くと、日本大使館との話し合いの結果、こういうことになったらしい。
だから、イスラマバードに戻って日本大使館からレターをもらってきて欲しい
と言うことだった。
しかし、考えてる暇もなくアフガン領事館を出てすぐイスラマバード行きのバス
が出ているバスターミナルに向かった。
バスはすぐに見つかり乗った。バスは走ること4時間。
ラワルピンディーのバスターミナルに到着。

すぐにイスラマバードにある日本大使館へ向かった。
日本大使館はものすごく立派だった。
入口で厳重なセキュリティチェックを受け中に入る。
そして、インタビュールームというところに通された。
中に入ると、まるで刑務所にあるような面会室のようなところだった。
横にはマジックミラーがあり、なんとなく嫌な気分だった。

待つこと数分、日本大使館員が現れた。
用件は?と、始まり、アフガンビザをとる為にレターを欲しいといったら、
陸路で行くのなら、絶対にレターは出さないと言った。
しかも、なぜかめちゃめちゃ態度がでかい!
というか、いったいあなたたち、何しに行くの?日本での職業は何?
という感じだった。

結局、空路で行くのならレターを出す、と言うことだった。
だから、カブール行きの航空券を持ってこればいいのだ。
それなら、一旦、航空券をとり、レターをもらいそれから航空券を
キャンセルしよう、と言う話になった。

翌日、朝、日本大使館の近くにある日パ旅行社という日本人がやっている
旅行会社に昨日、頼んでおいた旅行会社に航空券を受け取りに向かう。
航空券が昼前に着くと言うので2時間待った。
念願のカブール行きの航空券を受け取った。

そのまま、日本大使館へ向かった。
昨日と同じ、インタビュールームに入る。
すぐに昨日と同じ40代くらいの男性大使館員が入ってきた。
入ってくるやいなや、一言。
「君たちにはあきれたよ」
結局、レターは出せないと言った。
彼はおそらく日パ旅行社の職員から話を聞いていたのだろう。
日パ旅行社は日本大使館とのパイプがあるようだった。
しかし、その高圧的な態度はほんとうに嫌な気分にさせられた。

結局、アフガニスタンには行けない事になった。

重たい気持ちのまま、荷物を置いてあるペシャワールに戻った。
ペシャワールに着いた頃にはすでに日が暮れていた。

宿に戻ると、たまたまラホールで会った日本人旅行者のIさん
がチェックインしていた。
ホテルの隣のチャイ屋でチャイを飲みながら、話していた。
アフガン人がやっているこのチャイ屋の従業員はみなカブールや
ジャララバードに住んでいたらしい。毎日通っているうちに仲良くなった。

ペシャワールで会うアフガン人はいつも明るく、よく話す。
中には戦時中に負ったのか顔や手に火傷のあとが残っている人もいる。
彼らにアフガンでよく使うパシュテューン語で話しかけると、
彼らは喜んですぐに仲良くなる。

ますますアフガニスタンに行ってみたくなった。
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by yutasaito23 | 2006-10-19 19:47 | 海外旅行
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