イエメン旅行記②サナアの路地裏

イエメンの首都サナア。

イエメン人はよくサナアッ!と、アを強く言う。
英語で書くとSANA’Aだからだろうか。

サナアといえばなんとも外せないのがオールドサナアと呼ばれる
世界遺産にも登録されている旧市街。

独特の土と日干し煉瓦で出来た家の窓は白い漆喰にステンドグラス
のようなものが飾りが施されている。
旧市街の中はまるで迷路のように入り組んでいる。
しかし、あえて自分から迷い込み、時折垣間見れるイエメン人の生活
がほのぼのしい。

あてもなく、路地裏を歩いていると声をかけられる。
覚えたてのアラビア語で挨拶するとものすごく喜んでくれ、
そのままとんとん拍子で「お腹すいていないか」と言われ、
家の中に招待される事になった。

彼に招待され、中に入るとすでに何人かの人がいた。
案内されたのはマフラージと呼ばれる日本で言うリビングのようなところ。
すぐに、お皿いっぱいのライス、スープ、ケバブ、サラダ、ホブスというパン
などが出てきた。
ライスもパキスタンを旅したときに食べたビリヤニに似ていて、味のついた
ライスだった。
お腹いっぱい食べた後はチャイが出てくる。

チャイを飲み終えると、イエメン名物のカート。
カートはアフリカやアラブで栽培されている葉で一種の覚醒作用がある。
お隣のサウジアラビアでは法で禁じられているらしい。
イエメン人にもらい、カートを噛む。ただかむのではなく、
片方の頬に噛みながら詰めていく。だから、午後のイエメンの男達は
みなこぶとり爺さんのようだ。
カートをしていると急に、そうだ「アラビアンネーム」をつけようと言われた。
みなあーでもない、こーでもないと考え抜いて出て、命名されたのが

「オマル」

・・・・・・・

ちょっとかっこ悪い気がしたけど、まあよしとするか。
ちなみに、この後、他のイエメン人からはお前の名前は「フセイン」だ、と言われた。。

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ご馳走になった彼に別れを告げ、旧市街を歩いていると、ちょうど犠牲祭の最中だからか
ドレスアップした子供達が沢山目に付く。
目があうとすぐに、「スーラ、スーラ(写真とって!)」と言ってくる。

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これまで様々な国の子供達を見たけどアラブの国の子供達は目がくりっとしていて
かわいい。そして、やたら人懐っこい。
まったくと言っていいほどすれていなくて一緒にいるだけで楽しい。

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夕方になると、一斉に街には礼拝の時間を告げるアザーンが流れる。
人々は皆、モスクへ向かい礼拝を始める。
モスクへはイスラム教徒以外の人が入る事は禁じられているので
中を見る事が出来ないが、イエメンはイスラム教国の中でもより
敬虔なイスラム国家だと感じた。

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サナアの夜は旧市街の中にある灯がなんともいえなく懐かしい
雰囲気なオレンジ色に染める。
そこには、他の国にあるような治安の悪いぴりぴりした雰囲気は感じられず、
夜でも多くの人が出歩いている。
オレンジの明かりに石畳に、民族衣装をまとい、腰に刀をさしたイエメン人
が歩いているのを見ているとまるで数百年前にタイムスリップしたかのような
感覚を覚えた。
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by yutasaito23 | 2007-07-25 21:09 | 海外旅行
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