カテゴリ:国内旅行( 15 )

アウトドア納め

先日、2010年のアウトドア納めという事で
友人Tひこと山梨県と長野県の県境にある金峰山に行ってきた。

バックパックにテント、寝袋、食料を持って。
なんだかんだ詰め合わせると重さ15〜20kg近くになる。
背負う時は、結構大変だ。


学生の頃、いわゆるバックパッカーだった頃、パッキングして
荷物を背負う時というのは、次の街に向かう時だった。
次の街では何が待っているんだろうというワクワク感や
通いつめ、知り合いになったご飯屋さん、チャイ屋さん、
宿の人々との別れの寂しさ。
バックパックを背負う事で色々な気持ちが一気にやってきたものだった。


だから、今でも重たいバックパックを背負うとかつて味わった様々な気持ちを
思い出し、ワクワクする。
山に登るようになってから、肩に食い込むくらいのこの重量感がたまらなく
好きになった。バックに「衣食住」の全てを詰め込んで旅をするというのは
なんと楽しい事か。
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三頭山、仙丈ヶ岳、白馬岳、燕岳、鳳凰三山、赤岳、天狗岳。。。
今年も様々な山に登ってきた。
アウトドアでは、瀬戸内海の小島に友達とサバイバルキャンプに行ったりもした。
(最終日、額を切ってしまう怪我をしてしまったが。。)

夏に行った白馬岳は、昔、タイで会った大阪に住んでいる友達と行ったのだが、
まさかあの時、後々一緒に山に行くとは思わなかった。
白馬岳はほぼ毎年、スノボをしに行くくらいだったが夏の白馬岳は高山植物の宝庫
と言われていて、とにかく高山植物が綺麗で冬とはまた違う綺麗さだ。
また、山でキャンプをするととにかく星が綺麗。
なんというか、星が見えすぎて星座がわからないくらい。
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秋に行った八ヶ岳の赤岳、天狗岳、鳳凰三山はとにかく天気がよくて
朝の御来光や稜線歩きはたまらなく気持ちよかった。
鳳凰三山は南アルプスの北岳を真横に眺めながら歩けるので気持ちがいい。
薬師岳の山頂からは伊豆半島までもが見る事ができた。
大阪の友達もすっかりハマってしまったようで、金曜の夜、大阪を出発し
日曜の夕方に新幹線で帰るという強行スケジュールも苦にならないようだ。
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さて、そして冬の金峰山。
登り始め、1時間程するとちらほらと前の週に低気圧が通過した時に降らした
雪がちらほらと出てきた。
2時間と少し歩くと、1日目の宿泊予定地のテント場に到着。
早速、少し下った所にある水場に水を汲みにいった。
しかし、そこは日が当たらない所で30cmくらい雪が積もっていた。
もちろん、水もめちゃくちゃ冷たい。
テントの中に入り、夕食を作りTひこと自然の寒さで冷えきったビールで乾杯。
都会の居酒屋で飲むお酒もいいけど、大自然の中で飲むお酒も格別だ。
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といっても、山の夜は早い。
日が暮れてからは寒く、やることもあまり無いので
しゃべり、飲み、本など読んでいたらすぐに眠くなるので
たくさん着こんで寝る。
夜中、目が覚める。外の空気がキーンとして冷たい。
見上げると無数の星が見える。
気温計をみるとマイナス16度だった。
外にずっといると凍り付いてしまいそうだったので
テントの中に入り、寝袋にくるまった。

翌朝はまた雲一つない快晴だった。
テントをデポし、金峰山山頂を目指す。
しばらくすると岩に氷がへばりついていてツルツルして登れないので
アイゼンを装着した。登っていると暖かくなってくる。
2時間くらい登っただろうか。
金峰山山頂へと続く稜線にでた。
一気に視界が開け、北に八ヶ岳連峰、南に富士山、南西には南アルプス、
北西には北アルプスまでもが見えテンションがあがった。
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そこから1時間程で山頂に到着。
山頂ではバックに忍ばせておいたビールで乾杯。
最高のひと時。
360度の視界。
しばらくじっと周りを眺める。

しばらくすると、おじさんが一人で登ってくる。
そのおじさんもこれほどまで雲一つないのは初めて見たと興奮気味。
写真を撮り合い、別れた。

30分くらい絶景を堪能してから下山。
テントを撤収し、駐車場まで戻った。

その後は増富ラジウム温泉に浸かり、疲れを癒した。

2010年最後のアウトドアとしては最高の終わり方だった。

2011年はどんな1年が待っているだろうか。

また、皆さんご一緒してくださいね!
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by yutasaito23 | 2010-12-24 00:58 | 国内旅行

式根島CAMPおとこくさ vol2

キャンプ場に着き、海を見渡せる場所にテントを張った僕らは
前夜の嵐の為にあまり寝ていなかったので、テントサイトでゆっくりしていた。

そうすると、同じ船で到着した港から歩いてきた人たちが徐々に到着し、
キャンプ場は賑わいを見せてきた。

自分らのすぐ隣にはW大学の「旅の会」の面々総勢20名くらいが
テントを建てだした。
しかし、見た感じ大学1年生でどう見てもテレビゲームが大好きそうで
どう見ても式根島より秋葉原が似合いそうなインドア派な彼らの動きは
悪く、おそらく「旅の会」のリーダーである姉御(うちら3人で勝手に呼んでいた)
がその動きの悪さにしびれを切らし、

「ちょっと、あんた達!ちゃんとテント建ててよね。」
「協力しない人は夕飯抜きだからね!」

とか、

「ここならまだいいけど、山じゃあんた達生きてけないよ!
山は厳しいんだからっ!」

と厳しい言葉が飛ぶ飛ぶ。

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そんな中、「旅の会」の中にマドンナ的存在マリンを発見する。
マリンとはうちら3人が勝手につけた名前だが、何故か3人ともそのネーミングを
気に入っていた。

キャンプ場にマドンナを見つけてから、ジーンズからゆるゆるなタイパンツに履き替え、
日が照ってきたのでTシャツに着替え、靴も今シーズン初となるビーサンに履き替えた。
もうこれだけで、気分がぐぐっと島楽しんじゃうぞモードになるから不思議だ。

輪行したチャリンコを走らせる。
夕方の集合時間を決め、3人別々の場所へ走り去る。
車の通りが全くなく、新緑がきれいで、ほんとに走っていて気持ちが良かった。
朝は天気があまりよくなかったが、徐々に天気も晴れてきた。

式根島の一番高いカンビキ山に登った。
ここは360度式根島を見渡すことが出来て、新島も目の前にそびえる。
去年のGWに行った神津島も見ることが出来る。

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だだっぴろい景色を満喫できる小さな岩に座り、しばしその絶景を満喫した。
島の中ののんびりしている道をチャリンコで走っていると去年の夏にチャリンコ
で島一周した屋久島を思い出した。

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夕方近くになり、近くのスーパーで袋いっぱいに夕食の具材、お酒を大量に買い込み、
キャンプ場に到着する頃にはだいぶ暗くなっていた。
ちょうどその時、海が夕暮れでピンク色に染まりきれいだった。

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他のキャンパーたちも思い思いの夕食を作っていて、楽しそうな笑い声が聞こえてきた。
例の「旅の会」は定番のカレーを作っている。

僕らはと言えば、鮭のホイル焼き、野菜たっぷり鍋等を作った。

すぐに夕食を食べ終え、キャンプ場からチャリで10分ほど行った温泉に入り、
2次会に備えた。

自分らで石を動かして作ったダイニングに買って来たお酒を並べ、
ランタンに火を灯し2次会がスタート。
どんどんお酒が進み、ランタンの明かりの元、いろいろなことについて語った。
とまあ、語ったというより、このメンバーでは珍しく、大人な会話?!
というか馬鹿話。なんだか歌うわ、なぜか友達に電話するわ、飲むわで
ランタンの周りが別世界ような気持ちよさがあった。

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最後、あまり記憶がない中、就寝。
終電やらを気にせず飲むのは久しぶりだったんので気持ちが良かった。
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by yutasaito23 | 2008-05-27 02:01 | 国内旅行

男くさ~な式根島CAMP!vol.1

4月吉日。
昨年と同じく、東海汽船の予約センターに電話をした。

「あの~、5月2日の夜発で式根島行きのフェリーを予約したいのですが。。」

「あいにく、座席は満席でして、通路や甲板で寝て頂く席なし券ならご用意できます」

ゴールデンウィーク恒例になりつつある島キャンプ。
男くさいキャンプをやろうと言う趣旨だったので、快諾した。
まあ、席なしと言ったって、ここは日本。
中国で24時間座席なしの電車に乗ったりしたことから考えれば大した事ないだろうと
思っていた。

待ちに待った5月2日。
横浜の大桟橋。22時45分。

千葉からやってくる友達が先についているだろうと、ようやく最寄の駅に到着した旨
伝えると、なんということか仕事につかまり出発が遅れ、まだ品川駅とのこと。
え~~~。23時半出航なんですけど。。

23時25分。
場内に出発案内のアナウンスが流れ、心配になり入口まで行ってみると、
遠く暗闇の中から必死な顔して、チャリを漕ぎ、背中には大きなバックパックを
担いだ友達の姿が見えた!
しかし、出航まであと5分しかないので急いでチャリをたたみ、乗船口に急ぐ。

東京・竹芝桟橋を出発した「さるびあ丸」が入港してきた。
入港してきた船には多くの人が甲板で立っていて、横浜から乗船するうちらを
迎えてくれているのかな、とのんきに考えていたら、なんと彼ら、
席なし乗客の人だった・・・。

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とりあえず、船に乗ると、船内には足の踏み場もなく、老若男女が通路に毛布に包まって
寝ている。全くと言っていいほど腰を下ろすスペースはどこにもない。
この状態で式根島に着くまでの約9時間を過ごさなければいけないのかと思うと
途方にくれた。
甲板に出てみると、皆いたるところにテントを建てている。
というか、船の甲板にテントって・・・。海外でもこんな状態見たことない。

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1時間くらいうろうろしていると、甲板で騒いでいた大学生グループが退散した。
その四方1m弱のスペースを確保し、バックパックに入れてきたテントを張った。

なんとかして今晩の寝床を確保した。
ほっと一息し、ビールで乾杯。
前日もあまり寝ていなく、すでに1時を回っていたので寝ることにした。

夜中3時くらいだろうか。
妙に騒がしいと思い、目が覚めた。
気づくと、ものすごく船が揺れている。体が上下に激しく揺れるのがわかる。
テントの外はものすごい風で、テントを持っておらず、毛布に包まって寝ている人たち
の毛布やらが飛ばされている。
うちらのテントもフライシートがはずれ、雨がテントの中に入ってきた。
テントを支える支柱もはずれ、もはやテントではなく、ただの布切れになってしまった。

まるで台風レポーターのように風に翻弄された。
へたすると、大海原に投げ出されそうなほどだった。

その危機的状況を耐え抜き、朝を向かえると最初の寄港地・大島に到着。
大島では半分以上の乗客が下船した。
ようやくして、船内にスペースを確保することが出来、通路に毛布をひき、
嵐に奪われた睡眠を取り返すべく爆睡した。

午前9時過ぎ。
ようやく大島から利島、新島を経て式根島に到着した。
式根島はキャンプ客が多く、島には一ヶ所しかキャンプ場がないので
争いになると聞いていたので、船を降り、積み込んだ自転車を急いで組み立て、
島ならではの坂道を颯爽と走り、急ぎ足でキャンプ場に向かうライバル達を
追い抜いていった。

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しかし、そこはゴールデンウィーク。
すでに先客が多く、いい場所は埋まっていた。
それでも、海が見渡せる若干盛り上がった眺めのいい場所を確保できた。

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キャンプ場に着き目に付いたのは、

管理人だか客なのかわからないバンダナをまいたおじさん。

「旅の会」なるW大学の学生集団。


なんだかこれから始まる2泊3日の男くさ~な式根島キャンプ。

何かが起こりそうな始まりだった。
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by yutasaito23 | 2008-05-15 01:06 | 国内旅行

みちのくARABAKI!!

4月の最後の土日。
念願かなって初の野外フェスに行ってきた。

仙台市の郊外の川崎町にあるエコキャンプみちのくで
行われたARABAKI ROCK FES.

前日の仕事が長引き、帰宅し、準備をしてから千葉にある友達の家に着いたのが、
午前2時前。こんな夜中なのに、顔合わせ以来約1週間ぶりに会った5人は
誰もが喜びを隠しきれないような表情をしていた。
キャンプ道具を載せ替え、2時半には
出発。

真夜中の東北道を北上し、1月に蔵王にスノボに来た時にも通った
村田JCを通り、最寄のICで降りた。
すぐに、専用の駐車場に着き、大きなテントと5人分の寝袋、
コンロ、等々を会場に運び込むため、カートに載せた。

周りの人たちは日帰りだからか軽装で、リュックにテントをカートに載せている
うちらをまるで都会に迷い込んだ欧米バックパッカーを見ているかのような
奇異のまなざしを向けてくる。

会場に到着したのは開場30分前。
ものすごく長蛇の列だ。

開場し、メインステージ近くのキャンプサイトにテントを張る。
テントを張ると自分らの基地ができた感じがして、落ち着く。
そうしているうちにライブが始まる。
ステージの近くだからか、ドラムやベースの音がテントの中まで
聞こえてくる。当たり前だけど、今までのキャンプではない感覚だ。

会場内には5つステージがあって朝10時から夜9時頃まで2日間にわたって
ライブがある。
テントでゆっくりしてから前々から観たかったi-dep
rock系ではないからか思ったほど観客が多くなく、前から2列目を確保した。
いつもipodで聴いている音楽が目の前で演奏される何ともいえない感覚。
たった1時間だけのライブだったけど、ますます好きになった。
ナカムラヒロシが意外に面白かった。

i-depが終わるとすぐにメインステージへ。
これまた観たかったsuper butter dog
最初っから飛ばしまくりで会場も大盛り上がり。
永積タカシがかっこよかった。ハナレグミは結構聴いていたけど、butter dog
はあまり聴いていなかったけど、ハナレグミとはまた全然違い、funkyな感じが
ものすごく良かった。最後に歌った「サヨナラCOLER」には鳥肌が立った。
一緒に行った友達がsuper butter dog好きでいろいろ話をきいてたら
「ファンキー大百科」というライブに2月に行って最高に良かったよ、と聞かされ、
次あるときは、必ず行こうと心に決めました。

その後は、Brack bottom blass Bandのステージを見て、
少しお腹がすいたので、なぜかエジプト人がノリノリのアラビアンミュージックを
かけながらやっていドネルケバブを食べ、テントサイトに戻った。

すると、パラパラと雨が降ってきた。
雨の予報が出ていたので、ついにきたか、と言う感じだった。
しかも、4月の東北。気温は一桁。寒さが身にしみる。
テント内で、夕食のチャーハンを作って食べた。

お腹を満たしてから、ゴアテックスのレインウェアに着替え、完全武装をし、
目の前のステージのアンジェラアキを見に行った。
大きなステージにぽつんとあるピアノめがけ、Tシャツ姿のアンジェラアキ。
身体全体を使い、ピアノに対峙し、髪を振り乱しながら歌う姿は、魂を感じた。
雨降る野外で聞く歌声は身にしみるものがあった。
中でも、最近作ったと言う未来の自分・過去の自分に宛てた「手紙」と言う歌。
ものすごく感動した。

アンジェラアキのステージが終わり、人ごみを掻き分け、5分後に始まる
RYUKYU DISKOのステージへ走る。

ステージに着いたときはすっかりあたりも暗くなり、ステージ前にはものすごい人だかり。
響き渡るテクノサウンド。まさにそこはクラブのようだった。
ステージに到着すると同時にRYUKYU DISKOのステージが始まった。
最初っから、テクノと琉球の融合したサウンド全開でひたすら飛び跳ね、踊り、
身体にズンズンくる音を堪能した。途中でBEAT CRUSEIDARSやMONGOL800
も入ってきて大盛り上がりだった。

その後、メインステージの斉藤和義のステージへ向かったが、人であふれかえり、
ステージもまったく見えないほどだったので、キャンプファイヤーライブが
行われるステージへと移動。
あとで、聞いた話だが、最後に斉藤和義の「歌うたいのバラッド」をハナレグミが
歌ったと言う話を聞いて、正直うらやましかった。聞きたかった。

キャンプファイヤーライブでは友達の仕事の関係で知りあいだというsaigenjiというブラジル系のバンドを見に行った。
正直、そこまで期待はしていなかったけど、始まってみるとそのブラジリアンな陽気さ
ボーカルの存在感、とにかくすごくてめちゃくちゃ盛り上がった。
小さなステージだったけど、そこにいた人たち、みんな踊っていてあっという間に時間が
過ぎた。

夜、雨のぱらつく宮城はほんとうに寒くて、持って行ったスノボ用ウェアと、
途中のコンビニで寒さ対策のため買った婦人用スパッツをはいて寝た。
こんな時期にテントで寝たのは初めてだったのでとにかく寒かった。

翌日は、朝はBLTサンドを作って食べ、SPECIAL OTHERSのステージへ。
インスト系はあまり聞かなかったけど、野外で聞くSPECIAL OTHERSのサウンドが
ものすごく良くて、1時間ほど最高の時間だった。
帰宅してから早速TSUTAYAに走ったバンドの一つ。

その後はGUNGAZUMBA
THEBOOMの宮沢和史率いるブラジル系バンド。
宮沢和史を始めてみたけど、すごくパワフルでかっこよくてサウンドも良かった。

その後、曽我部恵一BAND、KANを見て、さすがに翌日仕事だったこともあり、
15時には出発することとした。

それにしても、初めての野外fes。
森の中でビール片手に聞くのは最高だった。
音楽があるだけでこんなにも世の中が違って見える。

こんなに楽しいことが世の中で行われていたのが今までの人生で
一つ損をしているように思えた。

知らないを知ることの楽しさを改めて感じた。
今回、初めて知ったバンドやジャンル。
この野外fesの前と後では自分の中での幸せ度が明らかに変わった気がする。

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by yutasaito23 | 2008-05-13 14:12 | 国内旅行

銀色のシーズン到来!


念願の山形県・蔵王温泉。

ついに念願叶い、この週末男4人で行ってきた。
スタッドレス仕様の車にボードや荷物と大人4人が乗れば
車は満杯状態だ。

金曜の夜、仕事を終え、準備をしてから高速道路を走り、午前2時に
千葉県某所にて集合。
4人が乗り込み、今年初の雪山だけにテンションもあがらないわけが無い。
車内ではスノボのDVDを見て、イメージトレーニング!!
といいたいところだが、レベルが高すぎて、自分らに出来るような技は
無かった。。。しかし、気持ちは盛り上がる!

夜が明けてきた頃、山形自動車道との分岐点の手前、国見PAに立ち寄った。
この国見PAには「牛タン串」が売っていて、朝食にその「牛タン串」を
食べようと盛り上がっていた。今思うと、朝っぱらから串って。。。どうなの?
という感じだが。

結局、朝早すぎて閉まっていたので、お茶漬けを食べる事にした。
PA内で朝食を食べていたのは約30分足らずだったのに、外に出ると
雪が舞っている。道もあっという間に真っ白で、すぐにチェーン規制が
出ていた。

そこから、1時間半ほどで蔵王温泉に到着。
今回は1泊2食付6000円という民宿「こだま荘」
にお世話になる事に。
おじいちゃんおばあちゃん2人で切り盛りする心温まる民宿だ。
2人が話す山形弁はわからないことも多いけど、それ以上に温かさが伝わる宿だった。

早速、着替え、歩いてゲレンデに向かう。
さすがに、念願かなったゲレンデだけあり、とにかく広い
早速、水を得た魚のように4人は短いコースを何度かすべり、久々の雪山で慣らすと
すぐにロープウェイを乗り継ぎ、樹氷コースのある標高約1800mの山頂に向かう。

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この日はほんとに寒くて、山頂に着いた時は吹雪いていた。
明らかに、ボードも持っていなくて、リフトも無ければ、遭難して凍死してしまうような
厳しい環境だった。風も冷たく、少しでも肌が露出している部分に風があたると、
冷たいというより痛い位だった。

しかし、そんな厳しい自然環境が作り出した「樹氷」は「氷のお化け」そのものだった。
ゆっくり鑑賞したいとこだけど、寒すぎて、すぐに下界へすべる事にした 笑
ほんとにずっといたら凍死してしまうような環境だったので。

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それにしても、このスキー場はコースが長い!いちばん長いコースで
その距離なんと8km!!
早速、山頂からそのロ~ングコースをすべる事にした。
雪質もふかふかで転んでもあまり痛くない。
とにかく夢中で滑り続けた。
気が付いたら夕方の5時だった。

民宿に戻り、夕飯までの間疲れ果てて、少し眠ってしまった。
夕飯は山形名物の「芋煮」に鍋!それに青菜や野菜がたっぷり!
どれもこれもおいしく、ご飯もおいしい!
普段どちらかといえば少食がちだが、何度もご飯をおかわりしてしまった。

お腹も満たされたところで、ここは蔵王温泉!!
そう、温泉に行く事に。スノボと温泉は切っても切り離せない!
外に出ると、ものすごく寒くて体は震えっぱなしだった。
地面も凍っており、つるつる滑って今にも転びそうなくらいだった。

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それにしても、温泉街だからか所々から煙が出ており、硫黄の匂いが
なんとも風情を感じさせる。
温泉も露天風呂があり、目の前には雪が迫っていた。
雪を見ながら入る温泉は最高に贅沢だった。

帰りに、コンビニでお酒とおつまみを買って帰り、宿で小宴会。
しかし、疲れ果てた体に、お風呂の後のアルコールはもう眠りへの
誘いのようなものだった。
11時には消灯していた。

翌日は目が覚めた途端、悲鳴が。
そう、筋肉痛の洗礼だ。
まあ、でも翌日に来た事を考えるとまだ若いという事か!

この日、朝は晴れていて、意気揚々とゲレンデに向かったのだが、
いざ到着してみるとものすごい風。
リフトに乗り、上の方まで行くと、下の方から雪が風と共に吹いてくる。
その雪が顔に突き刺さり、痛い!
おまけに視界も悪くて、視界はせいぜい10mといったところか。
さらに天気も曇っているので、ゴーグルを付けると、斜面と空の境がわからない。
もちろん、コブなんか解らないのでとにかく怖い。

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一度、バランスを崩したと思ったら、急に目の前にコブがあり、ありえない体勢で、
上村愛子ばりのジャンプをしてしまい、さらに急な斜面だったので、背中で
10mは滑ってしまった。幸い、怪我は無かったけど、この旅行で最もヒヤリ
とした。

この日も朝から昼に1時間休憩した以外はずっと滑っていた。
宿に帰ってからは、初日と同じように、おいしい鍋料理を舌鼓し、温泉に入った。

しかし、この日は更に疲れていたのか10時過ぎには寝ていた。
初日、車の中でほとんど寝ていなかったので、もう意識を失うかのごとく、
眠りに着いた感じだった。

最終日は朝9時半には山形を出発して、途中、行き食べれなかった
「牛タン」を食べ、千葉に着いたのは3時過ぎだった。
そこで、車を乗り換え、5時過ぎには神奈川の自宅に到着した。

今シーズン最初からいきなり、山形だったけど、だいぶ感覚も戻り、
月末の福島が楽しみになってきた。

それまでは、体を鍛えないと。
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by yutasaito23 | 2008-01-16 20:38 | 国内旅行

みちのく旅2

東北旅2日目は、一気に南下し、福島県へ。


仙台を出発してもしばらく雪景色が続く。

東北道を下っていると、右に磐梯山が見える。
ゲレンデが真っ白くなっていて、早くも雪山で滑りたい衝動
に駆られてしまう。

会津ICで降り、鶴ヶ城に向かう。
昔、兄の城好きの影響からか、日本全国のお城によく連れられて
行ったものだ。
鶴ヶ城は写真で見て以来、いつかは行ってみたい城の一つだった。
鶴ヶ城は近くで見るとかなりでかくて、中に入ってみると、天守閣まで
上がるのに一苦労だった。
でも、天守閣から眺める会津若松の町並みは空気が澄んでてきれいだった。

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この日のうちに、栃木の那須高原のキャンプ場まで行くのにのんびりしすぎ、
日が傾きかけていた。
それから、山道をひたすら南下すると、南会津の温泉街に出る。

湯野上温泉近くの「大内宿」という宿場町がある。
江戸時代の宿場の雰囲気が色濃く残っていて、そのほとんどは茅葺屋根で
面影を感じられる。こういう昔からの雰囲気が残っているところは好きだ。
のんびりと歩いていたい。
ただ、ちょっと観光客が多すぎるかな。白川郷も同じような雰囲気だった気がする。

しかし、夜になるとオレンジ色の部屋の明かりが見えて、なんともいい雰囲気だ。
こういう囲炉裏のある古民家に住んでみたいと思う。
これこそ日本の文化だよな、と感じてしまった。

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大内宿のほとんどは蕎麦屋さんやせんべい屋さん、団子屋さんなどが多い。
せんべいもいろいろな種類が売っていた。
焼きたてのせんべいはおいしそうだったけど、なぜか食べなかった。
前日の牛タンがおなかにたまっていたからか・・・・?!

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かなり時間は押しているが、近くの温泉に入ることを決意。
外がとても寒かったせいか、露天風呂がめちゃくちゃ気持ちよかった。
風呂に入り、さっぱりしたところで、真っ暗な山道をひたすら走る。
既に夜7時。那須高原のキャンプ場の人にも心配されてしまった。

結局、キャンプ場に到着したのは夜の8時!
キャンプ場といっても、テントは激しく寒いということなので、暖房つきコタツ付きの
なんともセレブ?!なバンガローだった。

早速、火をおこして、ほうれん草のチーズソテーと牡蠣のトマトチーズ焼きと
韓国風塩焼きそばをつくり、2日目の夜を乾杯した。
外はめちゃくちゃ寒かったけど、外で作る料理、ビール、最高においしかった!
ここでも改めてダッチオーブンのすごさを痛感した。

更にいろいろ創りたくなった。


2日目も結局は食べ物の話で締めてしまいました・・・汗
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by yutasaito23 | 2007-12-17 23:49 | 国内旅行

Tohoku!

久しぶりにブログ更新を1ヶ月近くもあけてしまいました・・。
まあ、気ままなブログではありますが。


先月末、大学時代の友達と車で初の東北地方を旅してきた。
この企画、夏に実行する予定だったが、いろいろなイベントやら
と重なり、11月後半に決まった。

とりあえずの行き先は宮城・仙台。

金曜の仕事が終わり、船橋の友人宅に着いたのは午前4時半。
そこで、車を乗り換える。キャンプ道具や自転車などなど
詰め替える。真夜中に駐車場でガサガサ。
近所の人から見れば怪しかったのは間違いない。

眠い目をこすりながら、助手席に。
そう、今回は助手席でサポート 笑

途中のICで寝たりしながらも昼には仙台に到着した。
そのまま日本三景の「松島」へ。

宮城県・松島湾に浮かぶ大小260にも及ぶ島々は
景勝地と呼ばれるだけあり、凍えるほどの寒さにもかかわらず、
たくさんの観光客がいた。
感想はこんなものかといった感じだった。
高台から見れば、島々を眼下に見ることが出来たかも知れないけど、
島に渡ってみても面白みは無かった。

それよりも、松島といえば、「牡蠣」(食い物かよ、と突込みが入りそうですが)!!
これがすごい!道路沿いには牡蠣やらサザエやらがこれでもかと
並んでいた。

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道路沿いに並ぶ屋台で人が群がっている屋台で牡蠣とホタテを頼んだ。
牡蠣は大きくて、口にいれた瞬間口の中にジュワーと広がる旨み。
こんなにもおいしい牡蠣は初めて食べた。

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松島で腹ごしらえをして、初日の寝床である仙台市内にあるユースホステルへ。
ヨーロッパでは安いユースホステルを何度か利用した事があったが、
国内では9月に行った桜島ユース以来2度目だ。
道中庵ユースホステルという所で、外観は日本の古民家を改造した物で
昔懐かしい建物。この立派な建物で1泊3150円。かなりオススメのユースだった。


チェックインしてから、電車で10分ほどの仙台駅前に牛タン屋さんをはしごした。
仙台の牛タンは今まで食べたことの無いような程の厚さで肉汁がすごい。
あまり、関東では食べれないような物だった。

普段、そこまでいろんな話をする時間も無い友達と、夜遅くまで牛タンを囲みながら
将来の夢や現状やいろんなことをのんびりと語りつくした。
久しぶりにいろんな話をしたといえるくらいな初日だった。

なんだか、グルメレポートみたいになっているな・・汗
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by yutasaito23 | 2007-12-12 21:42 | 国内旅行

<屋久島>癒しの森

屋久島と言ったら森。

屋久島に到着してから、とっておいた森。
そもそも、屋久島に来たきっかけも、8月に北岳に登り、
その下山中、山を歩きたい!と衝動的に思い、
行くなら屋久島に行こうと思ったのがきっかけだった。

あの時の衝動的な気持ちがなければ、屋久島は自分にとって
ずっと「行きたい島」の一つであり続けたのかもしれない。

なんとなく屋久島の山に入るのは最後に取っておこうという気持ちがあった。
そう思うと意外と好きなものは後にとっておくタイプなのかも。

最初はとりあえず的な気持ちで縄文杉を見に行こうと思っていたのだけど、
鹿児島から行く高速船の中で、縄文杉の周りが観光用(保護用?)の柵に
囲まれていて、まるで見世物のような感じだったので、特にこだわらず
ほかの屋久杉を見に行くことに決めた。

森へは、個人で行くこともできたけど、ツアーで行くことにした。
出発前に、ある人の旅日記を見て、なんとなく考えや興味あることの似ている
人がガイドをやっていたので、申し込むことにした。
しかも、偶然なことにそのガイドさんは誕生日が一緒だった。
なんというシンクロ。

ツアーはほかに大阪から来た2人組と一緒で4人でいった。
集合場所に行ったら、なんとガイドさん、自分と同じ車を乗っていた。
なんだかすごいシンクロするな。

さて、集合した朝は結構晴れていた。
期待に胸を膨らます。

車に乗り、まずはこれからいく山の神様が祀られているという神社へ行き、
無事を祈ることと、よろしくお願いしますの挨拶。
北岳に登ったときに感じたことだけど、山はほんとに神聖なところだ、と言うのを
感じた。だから、神社に行ったのは気が引き締まる思いだった。

最初に向かった白谷雲水峡は豪雨のため、川が氾濫し渡れないので
急遽、ヤクスギランドというところに変更した。

その戻っている最中、目の前にはどでかい虹が見えた。
しかも2重になっている。
今まで見た虹の中で一番大きく、しかも180度どころか川底まで270度
位は見えた!

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そして、ヤクスギランドに向かう途中、水の話を聞いた。
人間にとってその多くを占める水の存在。
ためになる本の話を聞いた。
「水は答えを知っている」と言う本。気になる本だ。

人の7割を構成している水は様々なことに反応している。
水が反応すると言うことはその人自身が反応すると言うことで、
様々なことば、状況、景色に敏感に反応する。
いかにメンタル面でボジティブに考えることが大事なのかを知った
気がした。

1時間くらいでヤクスギランドに到着した。
ヤクスギランドといってもまったくもってテーマパークな感じではない。
早速、登山靴に履き替え、レインウェアを着て森へ入る。

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すぐにまるでバケツをひっくり返したかのような土砂降りの雨が降る。
屋久島らしい。でも、この森の中では、晴れているより、雨のほうが
自然な感じがする。そのほうが木々にも嬉しいからなのか。
逆に、コケや木々の緑がより光っている気がした。

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雨が多く、コケが繁殖しやすい環境であるため、ありとあらゆるところに
コケがある。
コケと言われるとどこか陰湿な暗いイメージがあるけど、実際見た屋久島の
コケはまるで絨毯のようなふかふかでものすごくあたたかい。
何度もコケを触りながら歩いた。

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途中途中、2500年前の屋久杉が目の前に現れる。
そのまるで天に突き上げるかのような立ちっぷりにはただただ圧倒される。
根の直径は2~3mはあるんじゃないかと言うほどだ。
その老人のような根っこのしわくちゃな加減はなんとも温かみを感じた。
なんでかわからないけど、近くにいると落ち着くと言うか何もかも忘れて
しまいそうだった。

森の中に霧が立ちこめ、木やコケの緑の世界に白い霧が立ちこんできて、
幻想的なまるで夢の中にでもいるかのような錯覚に陥る。
雨が降っていることが気にならなくなっていた。

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そんなとこで食べたお昼ご飯は最高だった。
自然の恵みに感謝。まさにそんな気持ちだ。

昼ごはんを食べた後、ガイドさんがとっておきの楽器があるといい、
目を閉じた。そうすると、チーンという音。
その後、その音が歪んだり伸びたり回ったり、なんとも説明しがたいけど、
そんな音が聞こえた。
その音は、森の中では同じ周波数というか、自然と受け入れることができる音
だった。その音を聞いていると、すべてが「無」になる気がして、その数分の間、
いろいろなことが駆け巡ってきた。

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その楽器はシンギングリンといい、医学療法にも使われているらしかった。

一日中、屋久島の森を歩いていたら、なんだか気持ちが安定して、
仕事や日常生活での悩みやいろんなことから開放され、人間の生まれたて
の頃のようなそんなそんな感覚がよみがえってきた気がした。

たまに自然の中に身をおくことは必要なことだと思った。
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by yutasaito23 | 2007-10-11 23:57 | 国内旅行

<屋久島>海の次は、川!!

前の晩、尾の間温泉に行ったときの事。

なんと、台風が強力な風力を持って沖縄諸島に上陸しようとしていた。
その、よく9月に見かけるニュース番組を湯上り後、ぼんやり見ていた。
渦巻いた台風は少しずつ屋久島に近づいていた。

村内放送で「台風が近づいています。雨戸を閉めて、農耕具は外に出さないように
しましょう」というような放送が流れていたくらいだった。

あー、明日はリバーカヤックをやる日。
なんて不運な・・。と思いながら寝る。


しかし、翌朝起きると、晴れている!
やっぱり、自分は晴れ男だと実感!

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カヤックをやるツアー会社のある阿房までバスで向かう。
そこで、着替えいよいよ阿房川へ。
体操をし、簡単にオールをこぐレクチャーを受け、川へ入る。
なかなか最初はバランスをとるのが難しかったが、5分も川に浮かれていたら
慣れてきた。

うまく、力まず漕ぐのはなかなか難しかったけど、次第にコツをつかんできた。
他の参加者2人とガイドさんと4人で川を上っていく。
それにしても、リバーカヤック。目線が川面とほぼ同じ高さだからか、
ものすごい自然との一体感を感じることが出来た。

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目の前を鳥が飛んでいったり、魚が急に目の前でジャンプしたり。
いつしか、自分の行きたいほうへカヤックを操れるようになっていた。
その時の快感といったら!

意外にも穏やかな川をどんどん上流へと漕いで行く。
しばらく行くと急に河の流れが強く、これ以上上流までいけない場所まで
たどり着く。

そこでカヤックを置いて、沢を登っていく。
なんだか小学生の夏休みそのものだと思いながら、夢中になって上流の方まで
歩いていった。カヤックを置いた場所から300mくらい上がってきただろうか、
そこ少し高台になっている岩がある。

そこから、おもいっきし川の中に飛び込んだ!
川は激流で何もしないでもどんどん下流の方に流されていく。ライフジャケットを
つけているのでおぼれる心配も無い。ものすごい速さで川を下る。
あっという間に、カヤックを置いた場所に到着。

それから、また上流まで歩いていって、川の中に飛び込む→流される
その繰り返し。ガイドさんに聞いたら屋久島の子供はみんなこうして毎日
遊んでいるらしい。
あー、うらやましい。

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すっかり1日でカヤックにはまってしまった。
今度はシーカヤックをやってみたい。
あの、川の中に身をおいて流されるままにいる気持ちよさ。
今度は海の上で体験したい!いや、しよう!
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by yutasaito23 | 2007-10-05 00:05 | 国内旅行

<屋久島>チャリ!チャリ!チャリ!

屋久島上陸2日目の朝。

なんといえない期待と不安に胸躍らせていた。
昨日の夜、チャリで島1周を決めた。
空はどこまでも青く、外は夏が戻ったような暑さ。

朝ごはんを食べ、普通の3倍くらいはありそうなウルトラジャンボおにぎり
をバッグに入れ、朝8時半頃に出発した。
これから、大忠岳に行くという宿の人たちに見送られ気合が入る。

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宿を出発してからはしばらく下りが続く。
風を切りながら走る自転車はとんでもなく気持ちいい~!
なんで、みんなチャリで島1周しないんだろう~、なんてこの時はまだ思っていた。
青い空、青い海がまるで自分の為のような錯覚さえ覚えてくる。

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宿を出発し、15分ほど行くと、平内海中温泉が見えてくる。
この温泉、干潮時しか温泉が出没しなく、それ以外は海の中、という不思議な温泉。
しかも男女混浴で水着着用禁止というなんともナチュラルな温泉だ。
この時点でまだ朝の8時45分なのでそのままスルーした。

しばらく行くと「栗生」という林道に入る前の最後の集落がある。
ここで、しばらく山道に入るので、ペットボトルを2本買った。
この集落は、他の集落と比べて特にのんびり感たっぷりだった。
集落のはずれにある橋を渡るといよいよ登り坂が始まる。
Tシャツがびしょびしょになる頃、「大川(おおこ)の滝」に着く。
この滝は落差約80mの屋久島でも有数の高さを誇る。
滝つぼ近くに行って見ると、ものすごい音・・・。
そして、水しぶきがなんとも気持ちがいい!

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少し休んで、いよいよ島1周での難関とされる「西部林道」に入る。
「西部林道」に入る前、変な看板を発見した。

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おいおい、撃ってくれるなよ・・・。
と、少々びびりながらペダルを漕ぐ。
そこから先は右へ曲がっても左へ曲がっても登り坂が続く。
なんだか判らないけど、足をついたら男がすたる等と変に気合が入り、
(誰も見てないのに...)ギアを軽くしたりしながらただただひたすら漕ぎまくる。

林道もいよいよ1車線になり、あたりが暗くなってくる。
ふと次のカーブを曲がると、そこには猿が!
ものすごい数の猿達が道路の真ん中でたむろしている!
それを見た瞬間、一瞬、後ずさりした。屋久島の猿は襲ってくるのもいる、
と聞いていたからだ。
何事も無かったように「どうも~」「お久しぶりです~」といった感じで、
そのすぐ脇を通過する。

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結局、この西部林道ではヤクザルやヤクシカが沢山いた。
近くで見る彼・彼女らはなかなかかわいいものだ。
しかし、ここを観光客が車で走っていたが、ちょっとどうなの?と思ってしまった。

宿のある尾の間を出発して、約3時間。
永田の灯台に到着した。崖の上にそそり立つ灯台はなかなか圧巻で、
その先に見える口永良部島が綺麗に見えた。
と、そこに、ブロブロブロ~と一台のマーチが止った。
中から老夫婦が出てきて、お互い写真を取り合っていたので、
撮ってあげた。あの時の、おばちゃんのはじけっぷりはなかなかすごい物があった。

灯台を出発し、すぐに海ガメの産卵で有名な永田の「いなか浜」が見える。
高台の上から見る「いなか浜」は真っ白なビーチにエメラルドグリーンの海で
とにかく綺麗だった。もうこの頃には、汗もびっちょりで、暑くてたまらなかったので、
泳ぐ事にした。

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念のため、持って行った水着に岩陰で着替え、「いやっほ~!」と言わんばかりに
エメラルドグリーンの海に飛び込む。海には自分以外誰もいない。
平泳ぎ、クロール、背泳ぎ、バタフライ久しぶりに4泳法すべてを駆使して、
水を得た魚のように泳いだ。
あの気持ちよさといったらなんともいえなかった。

砂浜に上がり、岩の上に寝そべり、朝作ってもらったスーパージャンボおにぎり
をほおばり、最高のひと時を過ごした。
1時間くらいのんびり、休んだり、泳いだりした。

お昼も回ってきたので、チャリにまたがる。

この島1周チャリ旅に出る昨晩、宿の人に「永田」から「宮之浦」までが意外と長くて
大変だよ~、と笑いながら言われたのを思い出した。
実際、「永田」を出発してすぐに長い長い登り坂が始まった。
少し行った「吉田」と言う集落あたりでさすがに疲れ果て、結構、登り坂を歩いていた。
その後、「一湊」を過ぎ、「宮之浦」まで残り5kmという看板が出るが、西部林道で
頑張りすぎたからか、チャリから降りる度にモモがつりそうになった。

へたばりながら、初日、鹿児島からの船が着いた「宮之浦」に到着。
「宮之浦」は島一番の繁華街でレストランがある。
ここで、ご褒美として生ビールとカレーを食べた。
まだまだ40km近くあるのにビールと思ったが、あの旨さは忘れられなかった。

しかし、ここからさらにキツイ道のりが始まる。
「宮之浦」から「尾の間」の約40kmは景色があまりよくないので
疲れがもろにくる。宮之浦を出発したのが2時半過ぎ。
それからの記憶はあまり無い。
下り坂でも漕ぐ元気が無くなり、ただただ身を任せて下っていた。
登り坂は漕いだり歩いたり。
そんな状態で「尾の間」までの最後の大きな集落である「阿房」をすぎると
俄然、元気が出てきた。人間、わかりやすいものだ。

変なアドレナリンが出てきて、競輪選手ばりに全力で漕いだりするようになった。
そして、「尾の間」まであと5kmの看板。この時点で午後5時。
宿の人に6時には帰ってきてくださいね、と言われていたので、
まだ余裕があるなと思い、気になっていた「千尋の滝」に行く事に決めた。
看板には「3km」とある。なんだ、近いじゃん!と思いながら山道に入った。

しかし、今まで登ってきた登り坂とはまるで次元の違う登り坂が・・・。
カーブを曲がっても曲がってもものすごい登り坂・・・。
この終わりの無いような登り坂を登っていると、あたりも暗くなってくる。
さっきまでのアドレナリンが嘘のようにどんどんテンションが落ちていく・・。
この3km、ただただひたすら激しい登り坂だった。

なんとかして、「千尋の滝」に到着。
着いた頃はもうだいぶ日が暮れていた。
滝の方へ歩いていると、ゴーーッというすごい音!
急に視界がひらけ、展望台につく。そこからみる「千尋の滝」は
この屋久島に降る雨が一気にここに集中しているかのようなものすごい水量だ!
しばらくその滝のパワーに圧倒された。

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滝からは裏道を駆使して、6時ジャストに宿に到着した。
着いてすぐ、温泉に行き、疲れを癒す。
疲れた後の温泉は何にも変えがたいほどの気持ちよさ~。

宿に戻り、夕食!疲れた体にあったかいご飯!最高のひととき!
今日行った場所の話を、皆で話す。
笑う。屋久島にいる間、この時間がたまらなく好きだった。
ご飯を食べてからは、いつもの焼酎タイム。
2日目にして、すっかり屋久島名産の芋焼酎「三岳」の虜になっていた。

やっぱりチャリ旅はいいもんだ!と実感!

明日はリバーカヤックだ!
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by yutasaito23 | 2007-09-25 01:19 | 国内旅行