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<屋久島>チャリ!チャリ!チャリ!

屋久島上陸2日目の朝。

なんといえない期待と不安に胸躍らせていた。
昨日の夜、チャリで島1周を決めた。
空はどこまでも青く、外は夏が戻ったような暑さ。

朝ごはんを食べ、普通の3倍くらいはありそうなウルトラジャンボおにぎり
をバッグに入れ、朝8時半頃に出発した。
これから、大忠岳に行くという宿の人たちに見送られ気合が入る。

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宿を出発してからはしばらく下りが続く。
風を切りながら走る自転車はとんでもなく気持ちいい~!
なんで、みんなチャリで島1周しないんだろう~、なんてこの時はまだ思っていた。
青い空、青い海がまるで自分の為のような錯覚さえ覚えてくる。

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宿を出発し、15分ほど行くと、平内海中温泉が見えてくる。
この温泉、干潮時しか温泉が出没しなく、それ以外は海の中、という不思議な温泉。
しかも男女混浴で水着着用禁止というなんともナチュラルな温泉だ。
この時点でまだ朝の8時45分なのでそのままスルーした。

しばらく行くと「栗生」という林道に入る前の最後の集落がある。
ここで、しばらく山道に入るので、ペットボトルを2本買った。
この集落は、他の集落と比べて特にのんびり感たっぷりだった。
集落のはずれにある橋を渡るといよいよ登り坂が始まる。
Tシャツがびしょびしょになる頃、「大川(おおこ)の滝」に着く。
この滝は落差約80mの屋久島でも有数の高さを誇る。
滝つぼ近くに行って見ると、ものすごい音・・・。
そして、水しぶきがなんとも気持ちがいい!

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少し休んで、いよいよ島1周での難関とされる「西部林道」に入る。
「西部林道」に入る前、変な看板を発見した。

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おいおい、撃ってくれるなよ・・・。
と、少々びびりながらペダルを漕ぐ。
そこから先は右へ曲がっても左へ曲がっても登り坂が続く。
なんだか判らないけど、足をついたら男がすたる等と変に気合が入り、
(誰も見てないのに...)ギアを軽くしたりしながらただただひたすら漕ぎまくる。

林道もいよいよ1車線になり、あたりが暗くなってくる。
ふと次のカーブを曲がると、そこには猿が!
ものすごい数の猿達が道路の真ん中でたむろしている!
それを見た瞬間、一瞬、後ずさりした。屋久島の猿は襲ってくるのもいる、
と聞いていたからだ。
何事も無かったように「どうも~」「お久しぶりです~」といった感じで、
そのすぐ脇を通過する。

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結局、この西部林道ではヤクザルやヤクシカが沢山いた。
近くで見る彼・彼女らはなかなかかわいいものだ。
しかし、ここを観光客が車で走っていたが、ちょっとどうなの?と思ってしまった。

宿のある尾の間を出発して、約3時間。
永田の灯台に到着した。崖の上にそそり立つ灯台はなかなか圧巻で、
その先に見える口永良部島が綺麗に見えた。
と、そこに、ブロブロブロ~と一台のマーチが止った。
中から老夫婦が出てきて、お互い写真を取り合っていたので、
撮ってあげた。あの時の、おばちゃんのはじけっぷりはなかなかすごい物があった。

灯台を出発し、すぐに海ガメの産卵で有名な永田の「いなか浜」が見える。
高台の上から見る「いなか浜」は真っ白なビーチにエメラルドグリーンの海で
とにかく綺麗だった。もうこの頃には、汗もびっちょりで、暑くてたまらなかったので、
泳ぐ事にした。

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念のため、持って行った水着に岩陰で着替え、「いやっほ~!」と言わんばかりに
エメラルドグリーンの海に飛び込む。海には自分以外誰もいない。
平泳ぎ、クロール、背泳ぎ、バタフライ久しぶりに4泳法すべてを駆使して、
水を得た魚のように泳いだ。
あの気持ちよさといったらなんともいえなかった。

砂浜に上がり、岩の上に寝そべり、朝作ってもらったスーパージャンボおにぎり
をほおばり、最高のひと時を過ごした。
1時間くらいのんびり、休んだり、泳いだりした。

お昼も回ってきたので、チャリにまたがる。

この島1周チャリ旅に出る昨晩、宿の人に「永田」から「宮之浦」までが意外と長くて
大変だよ~、と笑いながら言われたのを思い出した。
実際、「永田」を出発してすぐに長い長い登り坂が始まった。
少し行った「吉田」と言う集落あたりでさすがに疲れ果て、結構、登り坂を歩いていた。
その後、「一湊」を過ぎ、「宮之浦」まで残り5kmという看板が出るが、西部林道で
頑張りすぎたからか、チャリから降りる度にモモがつりそうになった。

へたばりながら、初日、鹿児島からの船が着いた「宮之浦」に到着。
「宮之浦」は島一番の繁華街でレストランがある。
ここで、ご褒美として生ビールとカレーを食べた。
まだまだ40km近くあるのにビールと思ったが、あの旨さは忘れられなかった。

しかし、ここからさらにキツイ道のりが始まる。
「宮之浦」から「尾の間」の約40kmは景色があまりよくないので
疲れがもろにくる。宮之浦を出発したのが2時半過ぎ。
それからの記憶はあまり無い。
下り坂でも漕ぐ元気が無くなり、ただただ身を任せて下っていた。
登り坂は漕いだり歩いたり。
そんな状態で「尾の間」までの最後の大きな集落である「阿房」をすぎると
俄然、元気が出てきた。人間、わかりやすいものだ。

変なアドレナリンが出てきて、競輪選手ばりに全力で漕いだりするようになった。
そして、「尾の間」まであと5kmの看板。この時点で午後5時。
宿の人に6時には帰ってきてくださいね、と言われていたので、
まだ余裕があるなと思い、気になっていた「千尋の滝」に行く事に決めた。
看板には「3km」とある。なんだ、近いじゃん!と思いながら山道に入った。

しかし、今まで登ってきた登り坂とはまるで次元の違う登り坂が・・・。
カーブを曲がっても曲がってもものすごい登り坂・・・。
この終わりの無いような登り坂を登っていると、あたりも暗くなってくる。
さっきまでのアドレナリンが嘘のようにどんどんテンションが落ちていく・・。
この3km、ただただひたすら激しい登り坂だった。

なんとかして、「千尋の滝」に到着。
着いた頃はもうだいぶ日が暮れていた。
滝の方へ歩いていると、ゴーーッというすごい音!
急に視界がひらけ、展望台につく。そこからみる「千尋の滝」は
この屋久島に降る雨が一気にここに集中しているかのようなものすごい水量だ!
しばらくその滝のパワーに圧倒された。

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滝からは裏道を駆使して、6時ジャストに宿に到着した。
着いてすぐ、温泉に行き、疲れを癒す。
疲れた後の温泉は何にも変えがたいほどの気持ちよさ~。

宿に戻り、夕食!疲れた体にあったかいご飯!最高のひととき!
今日行った場所の話を、皆で話す。
笑う。屋久島にいる間、この時間がたまらなく好きだった。
ご飯を食べてからは、いつもの焼酎タイム。
2日目にして、すっかり屋久島名産の芋焼酎「三岳」の虜になっていた。

やっぱりチャリ旅はいいもんだ!と実感!

明日はリバーカヤックだ!
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by yutasaito23 | 2007-09-25 01:19 | 国内旅行

<屋久島>初上陸

2週間ほど前に急に決まった屋久島行き。
とりあえず、チケットだけとって後は調べる暇もなく、
直前になって、宿を予約したりといろいろばたばたのスタートになった。


前日は午前1時過ぎまで会社に残り、仕事を片付けた。

12日の午後の羽田発の飛行機に乗るために、午前は急いで荷物を
バックの中に詰め込む。
こんな急ぎながらもこれももってかなきゃとしてる時間がなかなか好きだ。

途中、横浜で飛行機の中で読むために友達に勧められた田口ランディの
「ひかりのあめふるしま屋久島」を買い、急いで羽田空港に向かう。

羽田空港から鹿児島空港までは約1時間半。
国内線の飛行機は久しぶりに乗ったためかあっという間に着いた感じがした。
と言うのも、離陸してすぐに寝てしまったからなんだけど・・。

鹿児島に到着し、すぐにバスで市内まで移動。
それから歩いて、桜島にあるユースホステルに行きこの日は休んだ。

翌日、鹿児島港出発のトッピー号という高速船で屋久島へ向かう。
見た目も席の感じも5月に神津島へ行ったときの高速船とほとんど同じ
だった。個人的にはフェリーでのんびりと甲板に出て「屋久島が見えたぞー!」
的な感じで到着したかったのだが、しょうがないとしよう。

鹿児島港を出て約2時間。屋久島が見えてくる。山がそびえていて、山頂付近は
雲で覆われている。見た目はとても南国の島といった雰囲気はなかった。
その印象は良くいえば神秘の島、悪くいえばどことなく暗い島。
そんな最初のイメージだった。

島に着き、期待と不安を感じながら埠頭に降り立つ。
伊豆諸島を思い出させる。

すぐに、宿がある尾の間という集落があるところまでバスで向かう。
意外と遠く、バスで1時間程のところだ。
そのバスの運転手がこれまたおかしい人で、やたら話しまくっている。
しかも、誰に話しているわけでもなく。バスガイドも兼ねているようだった。
「右手に見えるのが観光センターでご飯も食べれるし、インターネットも
できます」とか「ここの日帰り温泉は1500円でちょっと高いから阿房の
どこどこの方が安くていい」とか・・・・。

しまいには、「次のバス停にはいつも乗ってくるおばちゃんがいるんですね~、
あ~今日もいますね~」とか、なんだか島時間を感じてしまいました。

この島ではバスが生活の一部になっているのが感じられた。
だって、普通、乗客のおばちゃんと「明日の小学校の運動会どうかね~」
なんて話さないでしょ 笑
それだけでなんだか微笑ましい。

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宿へは、最後の上り坂の直線を走るとぽつんと立っているバス停で降りる。
そこから、少し山を登ったところにご主人手作りのログハウス調の木の温もり
が感じられる宿がある。
島にいる間、この宿が屋久島での拠点となった。

それから、今日、大分から到着した人とご主人と一緒にとても道とは思えない
山道を通って尾の間温泉という村人も使う公衆浴場に行った。
移動の疲れが取れた気がしてものすごく気持ちよかった。
旅と温泉って切っても切れないとつくづく感じてしまった。

宿に帰り、奥さんの料理でもてなされる。
宿の方も一緒になっての食事は最高においしかった。
食堂は海が一望できる、大きな窓がある素敵な部屋で気持ちいい
音楽が流れていて、そんな部屋で食後は部屋のライトを落とし、
焼酎居酒屋へと様変わりする。

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一人旅が多く、みなで思い思いの話で盛り上がる。
夜が更けるのもあっという間だ。
楽しいことは時間がたつのがほんとに早い。

それにしても、明日は屋久島を自転車で1周することになってしまった。
(というか、なった。)1周120キロ近くあるらしい。


そんなこんなで屋久島初日の夜が更けていった。。。
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by yutasaito23 | 2007-09-19 21:57 | 国内旅行

神の宿る島

夜の外の虫の鳴き声が、明らかに秋を感じさせる。

それにしても、こんなに四季がはっきりとしている日本って
なんて素晴らしいんだろう。
特にここ数年、アウトドアに目覚めてから、自然の中で遊ぶ機会が
増えたからかそれをものすごく五感で感じる。

大学の頃は、時間さえあれば海外に行きまくっていたので、
いまいちそういう季節の移り変わりのときは日本にいなかったから
その移り変わりを感じることができなかった。

夏があまりにも楽しく、満喫してたからこそ、この移り変わりが
寂しくも感じる。ほんとにせめて夏が5ヶ月あってくれたらと何度
思ったことか。
でも、今になって思い返すと、始まる前にやりたいと思っていたこと
ほとんどやれた気がする。これも友達のおかげ。2007年の夏、
と言われたらすぐに思いだせるだろうな。

さて、お盆時期毎日朝から晩まで仕事に追われていたので、
みんなより1ヶ月遅い夏休みがいよいよ始まる。

今回の行き先は、8月の北岳を下っているときに、急に呼ばれてるかのごとく
行きたくなってしまった島。正直、この夏が始まるまでは山に興味がなかった。
去年富士山に登ったのも、イベント的な感じが強かった。
けど、北岳を登って山の神々しさや単なるマイナスイオンでは片付けられない
何かを感じるようになった。

そこで、今回は鹿児島・屋久島に行くことにした。
いろいろ準備をしてたら、ふと重要なことに気がついた。
初めての一人旅(日本で)!

さんざん、海外は一人旅してきたのに、日本を一人で回るのって初めてだった。
(今になって気づいた)

とにかく、今はいろんな未知との遭遇のために心をピュアに行きたいと思う。


その前に、1週間分の引継ぎと目の前の仕事をあと2日で片付けねばっ!(汗)
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by yutasaito23 | 2007-09-10 00:43 | 日記

西伊豆からはじまる。

恒例となった、夏の終わりの西伊豆キャンプ。


2年前。
初めて訪れた西伊豆・松崎町。
7年前ベトナムであった友達に久しぶりに再会し、キャンプの
楽しさを改めて感じた2日間。
久しぶりに海に潜ったり、あーやっぱりキャンプ好きなんだな
って思った。アウトドアでいきてこうと目覚めた。


1年前。
2年前の5人だった倍の10人が集まった。
この時のキャンプは8月に登った富士山の8合目の山小屋で
決まった。
料理がまったく出来ない自分に嫌気と劣等感を感じ、料理を始めるきっかけとなった。
(ひこひこも同じこと言ってたよね)


そして、今回。

1年前キャンプをしてからほぼ丁度1年。
その間、いろいろなことがあった。ホームパーティやスノボ合宿、葉山釣り合宿、
念願だった南アルプス・北岳登頂。
数え切れないくらいの思い出がめぐる。


去年参加した10人の友達、家族などなどいろいろな人を呼びまくり、
結果22人。
朝、本厚木の駅で集合したときは何の団体さんかと思うほどだった。
実際、駅で待っていたら、知らない人に「○○さんの団体ですか?」
と間違われた 笑

キャンプ1週間前、土曜の天気予報は70%の降水確率だった。
でも、日が近づくにつれどんどん降水確率は減っていく。
当日朝も、少しぱらついていたが、キャンプ場につくとすっかりやんで
晴れ間が見えていた!
やはり、このメンバー、晴れ男晴れ女がが異常に多い!

サイトについてからはすぐに海へもぐりに行った。
青い魚や黄色い魚が手に取るように近くにいてものすごく綺麗だった。
1時間くらい泳いで一人、下田に妹とその友達を迎えに行く為むかった。
松崎町から下田までは車で1時間くらいだったけど、その間の山間部のふもとを
窓全開にあけて好きな音楽聞いて走るのはものすごく気持ちよかった。
途中で何枚か写真も撮った。ちょうど、傾いた日が周りの古い家々にあたって
哀愁を感じさせた。

下田に着いて、3人をピックアップし、松崎町に戻った頃には日が落ちかけていた。

早速、夕食作り。
ぼくは先日買ったダッチオーブンでグラタンを作った。しかし、ホワイトソースを
少し入れすぎ、グラタン風シチューという事にした。
ほどよく野菜がとろけるようになっていておいしかった。
それにしても、ダッチオーブン。簡単でいろんな料理ができて面白い!
こっそり、家で練習した甲斐があった 笑

そのほかに、ローストチキンや鯛の塩釜やパエリアなどなど。
とてもキャンプ料理とは思えない豪華なもので、毎回歓声を上げながら
食べていた気がする。
ほんとに料理がおいしいと心も豊かになるものだ。

この晩は、結局2時くらいまで飲んだり語ったりしていた。
キャンプでは、片付け終わってランタンの灯のもと、語る時間が好きだ。
あのやさしい明かりがなんともいえず、非日常を楽しめる気がする 笑

翌日は、朝からたこ飯、ゴーヤチャンプル、野菜炒め、ナンとものすごい
豪華。たらふく食べて、近くの「千貫門」という海へ。

ここはこれまで見た事のないような透明度を誇る。
しかも、人も少なくまさにプライベートビーチ。
写真で見たような魚がたくさん。何百もの魚の大群もいる。
その後は、海辺でのんびりしたり、岩からダイブしたり、
これでもかというくらいに海を満喫した。

帰りは戸田港にある「丸吉食堂」に行った。
海の幸が新鮮なまま食べる事が出来る。
ここのお刺身は本当においしかった。
食べながらほほが緩みっぱなしだった。

戸田港からは三島で関西方面に帰る2人を見送り、
車で神奈川まで帰った。

この2日間の出来事はものすごく充実していて、
とてつもなく長い48時間だった。
この年になってこんな多くの人とこんなに楽しい事が出来て、
おれは心底幸せだと感じました。
そいえば、前日の晩御飯のときの「幸せだー!」って叫んでいた人がいたけど、
まさにそんな気持ちでした。。
そいえば、西伊豆に向かう車の中で何度も「あー、楽しみだ!」
って口癖のように言ってたな。

そんなこと言える時間をこれからも作りたいな。


*写真は現像できてないのでまた載せるとします・・。
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by yutasaito23 | 2007-09-06 12:43 | アウトドア