人気ブログランキング | 話題のタグを見る

雪山への誘い

GW.

1年前。
南房総でキャンプ。
2年前。
友人と式根島。

なかなか長期休みを取る事ができないので
GWは毎年ワクワクする。そして、数年前のGWにどこへ行ったか
覚えているものだ。
今年はGWが始まる前から山へテントを持っていきたいと思っていた。
去年は5月から12月まで毎月登っていたが、1月からは何かと忙しくなり、
また、友達と予定が合わなかったりで行けずにいた。
4月の半ばに友達と近所の丹沢に登り、足慣らしをし準備万端だ。

4月30日。
月末の仕事で思ったよりも遅くなってしまい、友達に何度も集合時間の変更の
メールをするはめになってしまい、待ち合わせは夜中1時。
それから、ちょっと腹ごしらえをし、いざ中央道へ。
連休の初日だったからか夜中の4時だというのに途中で寄った双葉SAは大混雑で
車が止められない程で本線に合流する加速車線にも車が駐車している状況だ。

太陽の光が東から昇り、空は雲一つない青空。
進行方向、向かって右の窓からは頂きが尖り、雪を被った八ヶ岳連峰を
眺める事ができる。

諏訪ICで降り、山方向へ車を走らせ、1時間。
八ヶ岳の登山口がある「桜平」という駐車場に着く。
そこで、しばし仮眠を取った。
9時頃、隣の若い男女のガヤガヤ楽しそうな声で目を覚まし、
自分らも準備をする。

今日の目的地は本沢温泉。
通年営業している温泉では日本で最高所にある温泉だ。
早速、登り始めるが雪が多い。
アイゼンを靴に装着。正直、アイゼンがないとツルッツルで登れません。



雪山への誘い_e0096757_1201139.jpg




装着し、アイスバーンの所はザクザクとそうでない所はサクサクと登っていく。
時折、積雪1m近い所はズボッと足が埋まってしまう。
順調に、夏沢鉱泉、オーレン小屋と通過。
この辺りは雪が積もってはいるが、斜面がなだらかなので危険な場所ではなく
快適に歩く事ができる。

オーレン小屋から30分くらい登ると、夏沢峠という峠に出る。
ここでは、雪が1m50くらいは積もっているだろうか。
去年の秋に来た時とは比べ物にならないくらいの積雪だった。

雪山への誘い_e0096757_127467.jpg


そこからは急斜面な一歩踏み外せば、5mくらいは滑り落ちてしまうだろう
山道を進む。
雪が積もりすぎていて、去年の秋に来た時とは道が全く違うように見える。
1時間程歩くと硫黄の匂いがしてくる。
温泉が近い!とテンションもあがってくる。

すぐに本沢温泉の小屋がみえる。
山小屋から少し下った所に本日の宿泊場所であるテントが張れる場所があり、
テントを設営し、いざ温泉へ。
温泉への道標となる看板さえも雪に埋もれかけている。

雪山への誘い_e0096757_1441043.jpg


看板づたいに歩くと、眼下に温泉が!
脱衣所もないまさに野天風呂。
GW。しかし、ここは標高2150m。
寒い!!服を脱ぐと同時に温泉に浸かる。
暖かく、気持ちいい!
目の前には夕日で赤く染まる硫黄岳が見える。
なんとも贅沢な温泉。

雪山への誘い_e0096757_1513355.jpg


すっかり、暖まった後はテント場へ戻り宴の準備に取りかかるのであった。。
# by yutasaito23 | 2010-05-11 01:53 | アウトドア

This is it

昨日、公開最終日のマイケルジャクソンの「THIS IS IT」を観てきた。

正直、あまのじゃく的な性格なので、昔からマイケルジャクソンは
あまり好きではなかった。好きでないのに特に理由もなかったのだが。
聞かず嫌いといったものか。

昨年、マイケルが亡くなった時も、これと言った程のショックがなかったのが
実際のところだった。

しかし、この間、我が家で新年会をやったのだが、その時に友達が持ってきていた
マイケルのDVDを観た時、まさに釘付けになってしまった。
人を引きつける、音楽、ダンス。何をとってもこれまで観た事のないようなものだった。
まさに衝撃だった。その時は平然を装っていたのだが。。

それから、ようやく時間を作りなんとか公開最終日に駆けつけた。
圧倒的な存在感はDVDで観た以上だった。マイケルに憧れ、マイケルとの共演を
夢見て世界中からやってきた若者達。
彼らを思うと、一度も本番のステージで共演できなかったのは悔やまれる事だろう。
しかし、同じ時間を共有した事は一生忘れられないだろうな。
あっという間の2時間。
映画が終わると、観客席からは拍手が自然と起こっていた。

そして、映画が終わった後に感じたのはマイケルジャクソンという人物が既に
この世にいないという現実。
その事実はある種受け入れがたいものだった。

「死ぬ前にしたい10のこと」を選ぶとしたら、間違いなく「THIS IS IT」
のステージを観る事が入るだろう。
This is it_e0096757_2321913.jpg

# by yutasaito23 | 2010-01-26 02:36 | 映画

奥多摩 2days トリップ!

12月最初の土日。

初めての奥多摩に行ってきた。
ちょっとした登山のために。

今年は本当に山にはまった1年だった。
5月の高尾山から始まり、富士山、北アルプス、南アルプス、
八ヶ岳と月1以上で、いろんな山へと登ってきた。


----------------------


友達と奥多摩駅に10時に集合。
今回は「天目山」という標高1500m程の山へ登る。
この日は午後から降水確率80%だというので、雨対策はばっちりである。

9月に友達と登った甲斐駒ケ岳では大雨に降られ、テントを建てては
水びだし、シュラフもびしょびしょで危うく凍死しかけた(おおげさ?)。
あれはあれでほんとにいい経験になった(今思えばだが)。

「東日原」というバス停から登り始める。
いきなり、ものすごい急登だ。
朝から寒かった為に着込んだ服はすぐに脱ぐことになった。
30分くらい急坂を登ると少し落ち着いた。
枯れたブナの落ち葉をサクサクと踏みしめながら、進む。

奥多摩 2days トリップ!_e0096757_1152445.jpg


しばらくすると、雲ゆきが怪しくなってくる。
すぐに、森の中に霧が立ち込めてきた。
肌寒さも戻ってきた。
すると、ぽつぽつと雨が降ってきた。
雨具を着込み、また枯葉をサクサクと踏みながら進む。
雨の山を歩くのは意外と好きだ。2年前に行った屋久島で好きになった。

奥多摩 2days トリップ!_e0096757_1192311.jpg


登り始めて、約3時間。
本日の宿泊場である「一杯水非難小屋」に到着。
到着した頃には、雨は完全に本降り。手袋をしていたが、手がかじかんでいた。
非難小屋というだけあって、簡単な小屋でもちろん暖房器具が付いている訳
ではない。外気温はー1℃を指していた。
荷物を置いて外を見たら、雪が降っていた。
雪は見る見るうちに目の前のベンチを真っ白に変えた。
体にしみる寒さ。しかし、思いがけない雪で心はわくわくしていた。

早速、友達と3人でビールで乾杯。
みな、缶ビールを3~4本バックパックの中に隠し持っている。
各々が持ってきたつまみを広げすぐに宴会が始まる。
て、思いっきりおやじっぽいことしてるな、と思ってしまう。

少しお腹を満たしてからは、「プレ忘年会」ということで、夕食作り。
友達の一人がなんと鍋を持参しているではないか。
しかも、「キムチ鍋のもと」なんてものや生肉や豆腐や葱やいろんなものが
バックパックから出てくる出てくる。
結局、みんなの持ち寄った食料を出し、「キムチ鍋パーティ」が始まった。
雪の吹きすさぶ非難小屋でキムチ鍋パーティ、そしてビール。
最高のひと時。寒さなんぞとっくにふっとんでいた。
そして、持ち寄ったお酒をつぎつぎと投入。
ビール、芋焼酎、日本酒、梅酒。。。ちゃんぽんもいいところだ。

奥多摩 2days トリップ!_e0096757_1311988.jpg


その後は、キャンドルランタンの元、3人で語る。
恋バナに。。。笑
気がつくと、お酒がまわったのか夢の中だった。

夜中、10時半。
目が覚め(って、何時から寝てるんだよと思われますが)、
外に出ると、吹雪は収まり、遠くに東京の夜景がまばゆいばかりに
光っていた。上を見上げると、北斗七星が光っている。
雪が積もっている為、反射して少し明るく見える。
真っ暗な森の中からは鹿の泣き声があちらこちらから聞こえてくる。
寝ぼけていたこともあり、夢の中のような気がした。

6時に起き、外へ出ると、東の空がまるでこの世の終わりがやってきたのか
と思えるくらいにオレンジ色に染まり出していた。

すぐに、3人で裏にある「天目山」の山頂を目指した。
時折、雪で足がとられるが、15分ほどで山頂に着いた。
非難小屋からはあまり見えなかった景色だが、山頂に着くと、
360度見える。その景色はまさに鳥肌ものだった。
真っ赤に染まる富士山が見え、その横には丹沢山系、そして三浦半島、
東京副都心、茨城の方まで関東平野が一望できる。
南アルプスの頭もチラッと見える。
そして、すぐに東から太陽が昇り始める。
関東平野を一気に照らす。しばし、その美しい光景に見とれてしまった。
この感動は山に登らないと得られないものだろう。

奥多摩 2days トリップ!_e0096757_1463763.jpg


奥多摩 2days トリップ!_e0096757_1425793.jpg


感動に浸ってから、軽アイゼンを装着し、非難小屋へと戻る。
昨日のキムチ鍋にご飯をいれ、おじやを作る。一同、生卵を持ってきてないことに
大後悔。。
そして、朝からプレミアムモルツで乾杯!
なぜか、テンション高く、乾杯の音頭は「明けましておめでとうございます!」
あの日の出を見てしまったらそういうのもしょうがない。

そんなことを言っていたら、非難小屋に泊まる中年男性が持ってきていた
ラジオからワムのラストクリスマスが流れた。
それには皆、大爆笑。
なんというタイミングだ。
そうだ、まだ12月だった。しかし、この非難小屋にラストクリスマスとは!
なんというミスマッチ。
ラジオのDJもまさか、こんな山奥の非難小屋でラストクリスマスを聞いているとは
思うまい。

朝食をとってから、片付け、下山の準備を行う。
すぐに下山。10時の奥多摩駅に行きのバスに間に合うよう駆け足で降りる。

奥多摩 2days トリップ!_e0096757_154432.jpg


なんとか10時に東日原のバス停に到着した。
バス停近くの商店でビールを購入し、乾杯。
一体、この旅で何杯ビールを飲んでいることやら。

奥多摩駅に着いたから、露天温泉に入り、疲れを癒す。
そして、駅前の食堂で、またプレ忘年会。
結局、ここでもビールを飲んでしまいました。
しかし、驚くことなかれ。
これだけ飲んでも、体重が5キロ減っていました。
なんという、カロリー消費。

初冬の「奥多摩」最高でした。
初めて行ったけど、割と気軽に山に登れ、非難小屋もたくさんあるので
いろんなことに行って見たいと思う週末でした。

近くてこんなにいい場所があるとは!
いい発見でした。奥多摩、お勧めです!
# by yutasaito23 | 2009-12-08 01:43 | アウトドア

新疆のニュース

中国を旅している旅行者の間では、新疆のことを
「しんきょう」と読まず、「しんじゃん」と中国語読みで読む。

そんなことをニュースを見ていて思い出した。

こないだのチベットでの騒乱しかり、自分がかつて旅したことのある
場所だけに、チベット人、ウイグル人の現地で感じたさまざまな感情を
知っているだけに、今回の騒動は「ついに」という感じがした。

中国政府のやり方には相変わらず、納得できないが、
少しでもウイグル人の感情がストレートな報道で世界中に伝わり、
動かしてくれればと思う。

新疆のニュース_e0096757_0444672.jpg


これを機に、シンジャンのカシュガル等の他のウイグル人も同じような
行動を起こし、中国政府に弾圧されてしまうか心配だ。
# by yutasaito23 | 2009-07-08 00:45 | 日記

夏至の前日「夏灯!ゆらぎフェスタ」やります!

昨年の「一軒家で過ごす、キャンドルナイト」に引き続き、

キャンドルナイトイベント、「夏灯!ゆらぎフェスタ」を6月20日(土)に
行います!

場所は千葉・成東の廃工場。

千葉・東金の若手農家の「あいよ農場」「虹のたね」
コラボ企画。

ワークショップ、雑貨屋さん、カレー屋さん、ライブに盛りだくさんで
お送りします。
場所は、少し遠いですが、小旅行気分で、新たな出会いをしませんか。

楽しいこと間違いないと思いますのでぜひ、遊びに来てください!!



:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
あいよ農場×虹たねコラボ企画
「夏灯(キャンドル) ゆらぎフェスタ」

【日時】 : 2009年6月20日(土)正午スタート→19時半ごろ終わり
【場所】 : 工場跡「junkarc」(千葉・山武市殿台229の1)
      (総武本線成東駅から徒歩10分程度)
      ☆東京駅から成東行きのバスもあります(片道1500円、千葉フラワーバス)。
 
【入場料】 : 大人1000円〔500円分チケット代込み〕
      高校生以下無料

【内容】 : 今回は千葉・成東で有機野菜を作っている若手農家「あいよ農場」との
コラボ企画で採れたて新鮮野菜を販売します。

また「虹たね食堂」では、「あいよ農場」の野菜を使ったカレーやおつまみを出す予定。
そのほか、白砂糖などを使わない「体にやさしいスイーツ」や「チャイカフェ」、
七輪を使って料理して食べるセルフスタイルの焚き火BARなどが出店予定。
日が落ちたら、キャンドルを灯して会場を照らし出します。

「植物性ワックスで作る『レインボウキャンドル』」 「国産の竹で作る、オリジナル箸作り」
などのワークショップもあります。  

【出店者】 : オーラソーマ、マッサージ、帽子屋、スイーツ、
石鹸、ビーズアクセサリー、雑貨、てぬぐい屋など


☆☆出店者募集!!☆☆
手作りバックや編み物の販売、ワークショップ、似顔絵など、イベント会場での出店者を募集しています。
おうちでおいしい料理を作ったから他の人にもわけてあげたい、、そんな気軽な参加動機で結構ですので、ふるってご参加ください。
(食べ物の販売の場合はできれば国産、有機のものを使用しているのが望ましいです)
募集店舗:20店舗程度
出店料 :2000円
スペース:1×2㍍程度(応相談)

Mail to:yutasapa@gmail.com



【出演アーティスト】 :
●近藤ヒロミ&大西匡哉 (アフリカの楽器、カリンバとジャンベの演奏)
●mii.. (キーボード弾き語り)
●ありっぱ(姉妹で元気が出る歌を歌います)
●ドン百姓バンド(見てのお楽しみ)
☆追加アーティスト調整中


夏至の前日「夏灯!ゆらぎフェスタ」やります!_e0096757_32033.jpg
夏至の前日「夏灯!ゆらぎフェスタ」やります!_e0096757_3202195.jpg
夏至の前日「夏灯!ゆらぎフェスタ」やります!_e0096757_3203728.jpg

# by yutasaito23 | 2009-06-14 03:21 | 日記